君にここにいてほしいのに

 

広がる空 どこまでも続いた小道

はしゃいでいた 無邪気すぎた僕たち

 

ずっと変らない 信じていた僕だけれど

時は流れ もう君は僕から遠い

 

抱きしめていたかった この腕に

あの頃の夢は 凍りついて

 

流れる雲を追い越して

風が心をすりぬける

君にここにいてほしいのに

君にここにいてほしいのに

 

 

返事のない 宛のない手紙を書いて

元気でいる 風の噂で聞いたけど

 

ひとことでも 君の声が聞きたいから

まだ好きだと 君に伝えたいから

 

覚えているだろうか まだ僕を

あの頃の笑顔 あの日のまま

 

冷たい雨が降り出して

時がすべてを変えてゆく

君にここにいてほしいのに

君にここにいてほしいのに

 

 

ささいな僕の願いさえ

時に埋もれて叶わない

君にここにいてほしいのに

君にここにいてほしいのに