Tight

 

 

君がきれいになるたびに 影が濃くなる 瞳はもう

少しだけ大人びて 闇に包まれてゆくだろう

夢が机に縛られて 星を数えて眠っても

もう二度と 君を見つけられはしない

 

すれ違う 風の色はBleu

抱きしめて 放さないでいれたなら

 

抱きしめた隙間から 君がこぼれて行くのを

僕には 止められないよ

悲しいね 早足で 君がときをかけぬける

僕には 止められないよ

 

 

 

好きと言えずに過ぎて行く 恋も知らない少女がもう

いちばんに 大人びて 僕に背を向けて立ち去る

時がすべてを変えてゆく 僕もいつかは変わってゆく

もう二度と 帰らない 日々は宝の箱の中

 

過ぎてゆく 時の色はSepia

薄れてく そしていつか消えてゆく

 

ときめきがいつからか 君に薄れてゆくのを

僕には 止められないの

サヨナラも言わないで 僕を通り過ぎてゆく

君には もう会えないの